お金のブロックの外し方|アファメーションで変わらなかった人へ
「お金は大切」と思っているのに、なぜか入ってくると落ち着かない。
受け取るのが申し訳ない。値上げや請求が、どうしても言い出せない。
こうした“お金のブロック”を外そうと、ポジティブな言葉を唱えたり、マインドセットの本を読んだ人も多いはず。
それでも変わらなかったのは、ブロックの“ありか”が、言葉では届かない場所にあるからです。
この記事では、お金のブロックの正体と、意識の状態から外していく順番を、できるだけ具体的にお話しします。
お金のブロックとは、「無意識の前提」のこと
お金のブロックは、特別な人だけが持つものではありません。
正体は、子どもの頃から積み重なってきたお金にまつわる“無意識の前提”です。
- 「お金の話をするのは、はしたない」
- 「お金は、汗水たらして苦労して得るもの」
- 「たくさん持つと、人に妬まれる/奪われる」
- 「自分なんかが、受け取っていいはずがない」
こうした前提は、たいてい言葉になっていません。
だから本人は氣づかないまま、「受け取りを避ける」「安くしてしまう」「増えると落ち着かない」といった反応として、自動的に出てきます。
頭で否定しても、前提が残っている限り、反応は変わらない。 これがブロックの厄介なところです。
なぜ、アファメーションでは外れにくいのか
「私は豊かさを受け取ります」と何度唱えても変わらなかった――よくある話です。
理由はシンプルで、ブロックは“言葉(思考)”ではなく、“感情と身体の反応”として刻まれているからです。
お金が入ってくる場面を想像したとき、頭は「嬉しい」と言っても、胸がざわつき、肩に力が入る。
この身体の反応が変わらない限り、無意識は古い前提のまま動きます。
だから、外す作業は「ポジティブに上書きする」のではなく、
まず、すでにある前提に“氣づいて、ゆるめる”という順番になります。
お金のブロックを外す、4つのステップ
ステップ1|ブロックを「書き出して」見える化する
「お金」と聞いて浮かぶ言葉を、良し悪し抜きで紙に書き出します。
「怖い」「汚い」「足りない」「申し訳ない」――出てきたものが、あなたの前提です。
言葉にして外に出すだけで、無意識だったものが“扱えるもの”に変わります。
ステップ2|その前提の「出どころ」をたどる
書き出した前提に、「これは誰の声だろう?」と問いかけてみます。
親、家庭、世間――多くは、あなたが幼い頃に受け取った“他人の前提”です。
「これは私の真実ではなく、もらってきた前提だ」と氣づくだけで、握る力がゆるみます。
ステップ3|感情を、否定せずに感じきる
お金を受け取る場面を思い浮かべ、わいてくる感情(罪悪感・不安・ざわつき)を、消そうとせずにただ感じます。
感情は、抵抗すると居座り、許すと流れていきます。
このとき、身体の力みを意識して、ゆっくり呼吸をゆるめるのがコツです。
ステップ4|新しい前提を、小さな行動で“上書き”する
最後に、頭ではなく行動で前提を入れ替えます。
受け取ったら「ありがとう」とだけ言って、言い訳をつけ足さない。
正当な金額を、申し訳なさを足さずに、そのまま伝える。
小さな“受け取れた”体験の積み重ねが、無意識の前提を書き換えていきます。
自分で外せるブロックと、そうでないブロック
ここまでの4ステップで、表層のブロックの多くはゆるみます。
実際、書き出して氣づくだけで、ふっと軽くなることも少なくありません。
ただ、幼少期に深く刻まれた前提や、強い感情をともなうブロックは、
自分一人だと「わかっているのに、同じ場所で固まる」ことがあります。
これは意志や努力の問題ではなく、無意識の反応が、それだけ深く適応しているだけです。
だからこそ、必要なのは“頑張って書き換える”ことではなく、ブロックを生んでいる意識の状態そのものを整えることです。
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